まもる主任:
「う…」
ハット先生:
「どうしたんですか?顔が真っ赤になっていますよ。」
まもる主任:
「あっ、おはようございます。ふー。」
後ろを振り向き、大きく息をしたまもる主任。
まもる主任:
「がんばっても息を止めていられるのは30秒でした。」
ハット先生:
「アハハ、何か分かりましたか?」
まもる主任:
「人間は空気がないと生きられないですね、当たり前ですが…ところで菌も同じでしょうか?」
ハット先生:
「いい気づきですね、どうだと思いますか?」
まもる主任:
「もちろん、必要だと思いますが…いや待てよ、水の中とか土の中にも菌はいますよね…」
ハット先生:
「私たち人間も、寒い国から暑い国、海の近くから山岳地帯など、様々な環境で生活しています。それでは、寒い国の人は暑い国では生きていけないのか、山岳地帯の人は海辺では生きていけないのか、どう思いますか?」
まもる主任:
「確かに初めは生きづらいこともあるとは思いますが、それでも慣れてくれば生きることはできます。」
ハット先生:
「そうですね。そう考えると人間はかなり狭い環境の中で生きているということができると思います。それに比べて菌などの微生物はどうだと思いますか?」
まもる主任:
「土の中や水の中で生きていることを考えると、空気が必要なものと空気が必要じゃないものに分かれそうな気がします。」

挿絵:
細菌は、酸素(空気)を好むか嫌うかによって、大きく以下の4つのグループに分かれます。
1好気性菌(こうきせい) 特徴:「酸素のある環境で生育する」
シュードモナス属菌(緑膿菌など)
2偏性嫌気性菌(へんせいけんきせい) 特徴:「酸素があると生きていけない(空気が嫌い)」
ボツリヌス菌、ウェルシュ菌
3通性嫌気性菌(つうせいけんきせい) 特徴:「酸素があってもなくても生きられる」
サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌
4微好気性菌(びこうきせい) 特徴:「少しの酸素だけが必要」
カンピロバクター
