ハット先生:
「お店は大繁盛でよかったですね、限定朝食から始めた様々な取り組みがヒットしているみたいですね。」
まもる主任:
「はい。今も順調でとても喜んでいました。ただ今回は別の課題を抱えていました。」
ハット先生:
「順調なお店で起きる次の問題ですか……従業員のお話ですね。」
まもる主任:
「ここで先生のアドバイスを受け、店主も勉強が大切だと、社員教育についてもいろんなことを調べて、それを取り入れようとしました。」
ハット先生:
「ほお、それでどんなことを…?」
まもる主任:
「ほめて育てろです。インターネット情報が主だったみたいですが、とにかくほめることを徹底したみたいです。」
ハット先生:
「それで…どうなりました?」
まもる主任:
「最初は喜んで聞いてくれていたらしいのですが、すぐに聞かなくなったというか、真剣に聞いてくれなくなったらしいです。」
ハット先生:
「よくある話ですね。とにかくほめようと、やみくもにほめていたんじゃないですか?」
まもる主任:
「そのとおりです。どうしてわかるんですか?」
ハット先生:
「ほめるときに陥りやすいポイントです。ほめる前に大切なことがあります。それは、相手のほめるところを、しっかり探し、そこを適切にほめて評価することです。」
まもる主任:
「ほめるところを探すことですか?」
ハット先生:
「別の言い方でいうと、「よい出し」ともいう行為です。」

挿絵タイトル:よいところを見つけてほめる
